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2024.02.08間違いのない排水管更生を採用する施工業者の選定ポイント

マンションでは、共有部分の給水管・排水管が壊れてしまったら生活ができなくなります。給水管は、生活水の確保出来なくなり、配管が復旧するまで大変不便な生活を強いられることになります。

また排水管は、トイレが使えなくなったり、下の階のお部屋では汚水の漏水で多大な被害事故も発生してしまうこともあります。そして、排水管も給水管同様、配管の復旧が完了するまで水を流すことができず、大変不便な生活を強いられます。

そこで、しっかりしたマンション・ビルの長期修繕計画が必要で、定期的に見直す必要があります。計画見直しの目安は5年程度ごとで、調査・診断を行いその結果に基づいて見直すことが必要です。また、新しい技術や工法についてもしっかりと調査することをお勧め致します。

 

傷んだ給水管・排水管に関して、これまでは取り替えるしか方法がありませんでしたが、P・C・G協会の「FRPサポーター工法」、「マルチライナー工法」、「VacL工法」という新しい特許工法で、配管の中に配管を作ることが可能となりました。これにより、配管を取り替える方法と、配管を生かす方法を選ぶことが可能となりました。

 

==間違いのない排水管更生を採用する施工業者の選定ポイント==

排水管更生工事は給水管更生工事と異なり多額の費用が掛かります。また築25年以上経過した建物では老朽管が多く、漏水事故が起きると多大な損害が発生してしまいます。しかしながら排水管更生にもいろいろと工法があり、専門知識がなければ判別が難しいのも事実です。見えないところだからこそ10年先、20年先を見据えて工法を選ぶことが重要となってきます。そして、信頼と実績に裏付けられた優れた工法を採用するのが、最大のポイントとなります。

配管替えの場合は、古い配管は産業廃棄物となり環境に影響を与えますが、更生工法は既設の配管を利用するので産業廃棄物は出ない上、耐震性にも優れています。

この産業廃棄物の抑制と防錆・耐震補強を兼ね備えた配管更生技術が認められ、2012年2月に資源循環や環境負荷低減で貢献した企業に送られる「2012年愛知環境賞」で名古屋市長賞を受賞しました。これを機に官庁物件、公的物件の更生工事の受注が増加し東京都住宅供給公社から指定工法の認定を受けました。公的物件の工事には優良企業・工法が選択されます。このようなことも踏まえて、工法選択にあたり失敗しないためのポイントを紹介します。

 

まず審査証明技術であることを確認する(5年毎に更新されているかも併せて確認する)、そして取得後10年以上の施工工法実績があること。

その上で注意すべき5つのポイントについて、

①実績件数、実績年数が豊富な工法かどうか、事故やトラブルの有無も確認する。

②保証期間は長期間であり倒産の恐れがない会社であること。

③施工対象配管に対応できる工法か、地震に強い工法か検証が必要であり、25年以上経過した排水管は特に注意が必要です。さらに穴の開いた排水本管及び枝管分岐部も再生できる審査証明工法であるか確認する。

④過去にマンション組合や管理会社と施工に伴う法的トラブルがないか。

⑤実際に施工中の現場の見学や、施工が完了した管理組合に施工業社の評判を聞くことも大切です。

詳しくは、お電話かお問い合わせフォームにてご連絡してください。

電話のでお問い合わせは、011ー378ー5335

お問い合わせフォーム https://p-l-k.com/contact/