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2024.03.18更生工事・取り替え工事、それぞれのメリット・デメリットについて

更生工事(ライニング工事)の「メリット」と「デメリット」について

「メリット」

・施工期間が短い

・工事に頻繁に立ち会う必要がない

・コストを抑えられる

・現場や状態に合わせて施工内容を決められる

・既存の配管を使うため建物の解体や復旧といった作業をしなくても良い

・騒音や振動など、近隣への影響がない

・配管トラブルが起きにくくなり建物自体の寿命延長につながる

「デメリット」

・劣化や腐食が進んだ配管には施工できない

・施工後の耐用年数は約10年から20年

・住民、利用者から安全性や衛生面への不安の声が上がるかもしれない

 

 

更新工事の「メリット」と「デメリット」

「メリット」

・ライニング工事に比べ耐久年数が長い

・新品の部材を使用するので一定の工事精度を保つことができる

・漏水のリスクが低くなる

・安全性が高く、水質などの衛生面にも問題がない

・腐食や劣化が抑えられる

「デメリット」

・建物の解体や復旧が必要になるため作業が多い

・工期が長くなる

・費用が高くなりがちである

・建物や業者の技術によって配管が露出する場合がある

・配管を露出させる場合、美観が損なわれ建物の資産価値が下がってしまう

・騒音やホコリ・振動など、近隣への影響やトラブルが懸念される。

 

このほかに、「更生工事」と「更新工事」を比較する場合、あと何年で建物(ビルやマンション)の寿命なのかも考慮し、どちらを選ぶかも大切なポイントとなります。