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2024.05.08排水に流して良いもの・ダメなもの
日々生活しているとツイツイ、排水に流してしまうものがあります。果たしてこれは流して良いのなのだろうか?その時は良くても、後々大きな漏水事故につながることもあります。
今回は排水に流して良いのも:ダメなものをご紹介します。
『髪の毛は細いから洗面排水に流しても大丈夫』❌
浴室や洗面の排水管の詰まりは、主に「髪の毛」が原因です。髪の毛に脂肪や石鹸カスが付着すると雑菌が繁殖し、悪臭の原因にもなります。浴室や洗面所の髪の毛はティッシュなどで拭き取りゴミ箱に捨てましょう。浴室の排水トラップ部分も髪の毛がたまりやすいので、定期的に清掃しましょう。
『キッチンの排水管の詰まりの原因は油が一番多いと聞いたのですが』⭕️
キッチンの排水管は、最も詰まりが起きやすい場所です。特に困るのが「油」。管内にこびりついて蓄積すると、除去するのが大変です。油をそのまま流すのは論外として、食器やフライパンについた少量の油も、しっかり拭き取ってから洗う習慣を心がけましょう。
『トイレットペーパーが切れた時はティッシュペーパーを使っています』❌
トイレットペーパーは水を吸収するとバラバラにほぐれやスックなっています。一方、ティッシュペーパーは水にぬれても壊れにくくできているため、排水パイプ内で詰まる可能性があります。共有部の排水管内で詰まっってしまうと、アパート・マンション全体に影響するような大問題に発展するケースもあります。トイレにトイレットペーパー以外の物は絶対に流さないようにしましょう。
『排水口が詰まったら市販の洗浄薬剤で解決できる』🔺
家庭用の排水管洗浄薬剤は、排水管内のヌメリなどを除去するにはある程度有効ですが、詰まりを完全に取ることは不可能です。強力な薬剤も市販されていますが、取扱説明書に従い注意して使用しましょう。
『排水管清掃をしなくても流れているから大丈夫』❌
定期的な排水管清掃は必ず実施しましょう。排水はいきなり詰まるわけではありません。毎年の油汚れ、石鹸カスの堆積などにより徐々に閉塞していきます。また、汚れの堆積により臭気の発生や、排水音なども発生する恐れがあります。定期的な排水管清掃を行うことで、配管の延命にも繋がります。